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ミッキー&ジュディの「青春一座 Babes in Arms」 [Judy Garland]

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1939年 オズの魔法使 と同じ年、ついにミッキー・ルーニーとジュディ・ガーランドの魅力がミュージカルで爆発します。
原案は、ロジャース&ハートの「Babes in Arms 」タイトルはそのままに音楽も一部使われました。

トーキー映画が登場する前のボードビル全盛時代、ミッキー(ミッキー・ルーニー)やパット(ジュディ・ガーランド)の親達はボードビルの売れっ子スターでした。が、トーキー映画が出現するやあっという間にお客を取られ、廃業を余儀なくされます。

劇場で生まれ、トランクをゆりかごに育ったミッキー達は職業訓練校に入れられようとしています。

彼らは何とか舞台人として成功して、芸の世界に生き残ろうと奮闘します。
この映画は、そんなボードビル一座の子供達の物語。

アンディ・ハーディシリーズなどで、少年俳優としてマネーメーキングスターだったミッキー・ルーニーの初のミュージカルだそうで、彼の才能が発揮されています。
タップダンス、歌も歌い、楽器も演奏(この映画では吹き替えだと思いますが、実際にピアノも凄い腕前です)そして、モノマネ!!
ここでは、クラーク・ゲーブルとライオネル・バリモアをやっていて、爆笑もののそっくりぶりです。

そして、ジュディ・ガーランド 彼女は本当に表情豊かで既に名女優の貫禄を見せています。

ミッキーを支えて彼を理解しようとし、理不尽な事にも耐えようとする健気さが、この映画の役所です。
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ショーをやるには資金が必要なので、子役映画スターのベビー・ロザリー(シャーリー・テンプルのパロディ的な)を主役に変更された時も、必死に耐えています。
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しかし、演出家としてロザリーにキスまでするミッキーの姿を見て、ついに親達の興行中の街まで逃げて行ってしまいます。バスの中でミッキーを想い歌う「アイ クライド フォー ユー」が素晴らしい歌唱で泣かせます。
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逃げて来たものの、母親に「あなたのお父さんもお爺さんも、何があっても決して舞台を降りなかったのよ。」と諭され、思い直してミッキーの元に戻ります。

ミッキーの舞台は、開幕直前にロザリーの父親が出演はまかりならん!と踏み込んで来て、主役が居なくなります。
そこに、パットが帰ってきます。
7分で支度してパットの主演で開幕!!
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しかしハリケーンの到来で、野外劇場の舞台はめちゃくちゃに。

あわや職業訓練校に入るのかというその時、舞台を観たというプロデューサーから声がかかり、(ミッキーの父親の古い友人でした)ついにブロードウェイの劇場で開幕!
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1939年 アメリカはまだ参戦していませんでしたが、第二次世界大戦の暗いムードは漂っていました。
「ゴッズ・カントリー」は自分達は神の国(アメリカ)の国民、隣人と仲良くして平和に暮らそう、武器もないけれど、ここにはガルボやノーマ・シアラーやクラーク・ゲーブルが居る。と歌っています。

数年後には原子爆弾を日本に落とすほどの残虐行為を行うのですが、アメリカ国民全ての民意ではない事は、言うまでもないでしょう。

まだ、白人が靴墨をぬって黒人に扮するミンストレル・ショーをやっています。

ベビー・ロザリーに扮したジューン・プレッサーはアクロバット的なダンスが得意で、印象に残ります。

美声のダグラス・マクフィル、
ジュディと「オペラVSジャズ」の再現をしているベティ・ジェーンズ
ミッキーの父親役のチャールズ・ウィニンガー
オズの魔法使で悪い魔女を演じたマーガレット・ハミルトン
ランド・ブルックス(風と共に去りぬにも出ています)等 共演者も豪華です。

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ジュディ・ガーランドの決定打 「オズの魔法使」ファンタジー映画の金字塔 [Judy Garland]

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1939年のMGMのファンタジー映画の古典 「オズの魔法使」は公開から79年を経過しても色褪せず、いまだにファンを魅了してやみません。
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お話は、農場で暮らす少女が、どこかステキな場所があるはず と夢見ていたところ、竜巻に家ごと飛ばされて、着いた場所が魔法の国だった。いざステキな魔法の国に来てみたら、大好きなおばさん達の居る家に帰りたくてたまらない。
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オズ大魔王様に会ってお願いしなさい。と教えられ、途中脳みその無いカカシと、
69AE9F9D-2EB4-46C8-A8EF-899E3EB8E242.jpeg心の無いブリキ男と、
FC5610D8-01FB-4C6D-A6A4-417B37188CD7.jpeg臆病なライオンに出会い、
4198ABC3-21B8-4DBE-A6AD-5E1137ED4CAF.jpegそれぞれの願いを叶えて貰うため同行し、
538DD741-33E1-4781-A829-D7A48178D594.jpeg悪い魔女の妨害にもめげず大魔王に会う。大魔王の難題に取り組み、見事願いを叶えて貰いめでたしめでたし。というおとぎ話です。
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これを、1939年当時の技術を駆使してテクニカラーのミュージカル仕立ての大作に仕立てました。

映画の成功にはキャストが重要です。
これは、諸説あるのですがMGMのスタジオボスだったルイス・B・メイヤーは自社で契約している売り出し中で、才能溢れる少女スターのジュディ・ガーランドにドロシーをやらせる為に権利を手に入れたそうです。

しかし、当時飛ぶ鳥を落とす勢いの少女スターはフォックスのシャーリー・テンプルでした。シャーリーはジュディより5歳年下、原作のドロシーの年齢に近くMGMは、シャーリーを貸し出して貰う為、奮闘したと言います。

ジュディ・ガーランドは容姿の面でまだ疑問符が付いていたと言われていますが、才能はずば抜けていて、歌唱力、演技力共に出来ないことは何もないと、スタジオは解りかけていました。

彼女の歌に太鼓判を押していたのは、ロジャー・イーデンスで、MGMで最初にジュディのオーディションに立会い、その才能を確信した彼は後に、「とても賢く、朗らかで、しきりに人を喜ばせたがる。」とジュディの事を語っています。

その、ロジャー・イーデンスはテンプルの歌を聴きに行き、首を横に振ったと言います。

フォックスもシャーリー・テンプルを貸し出す事を拒否し、結局当時16歳のジュディ・ガーランドがドロシーに決定しました。
顔立ちは、まだあどけなさを残していましたが、太り気味の身体は発達していて、上半身にサラシを巻いて幼さを演出しました。

彼女は卓越した演技力を持っていて、10歳前後の少女の様に振る舞う事が出来ました。

その他のキャストも名優が揃えられました。

オズの国にはマンチキンと呼ばれる妖精達が住んでいるのですが、そのマンチキンに扮する為アメリカ中の小人が集められ、それは圧巻だったといいます。
彼らの中には今も存命の人達も居て、「ジュディのマナーは完璧で、誰に対しても丁寧に接した。いつも人をさん付けで呼んだ。」と語っています。

「リッスン・ダーリン」で母親の役だったメアリー・アスターは「ジュディはまるで子供だった。誰かが面白い事を言ったら最後、笑いだして止まらなかった、撮影は彼女の笑いが止まるまで中断した」と語っていますが、オズの撮影中もそんな事があり、監督のビクター・フレミングは怒ってジュディの頬を叩いたそうです。ジュディは「お返しにキスをあげる」と返したそうですが、フレミング監督は、叩いた事をずっと悔やんでいたと言います。

この1939年は「風と共に去りぬ」もありました。ジョージ・キューカー監督で撮影されていましたが、クラーク・ゲーブルと反目して、やむなく降板。フレミング監督が呼び出されました。

こうして、フレミング監督はオズのカラーパートを撮り終えるや、「風と共に去りぬ」に飛んで行きました。オズのモノクロの農場シーンは、交替後引き受けたキング・ヴィダー監督によって撮影され、完成されました。
あの有名な「虹の彼方に」を歌うシーンもヴィダー監督の仕事です。

風と共に去りぬを降板した、ジョージ・キューカー監督は、オズにも関わっていて、最初に撮られたフィルムを見て、金髪に濃い化粧を施されたドロシーに、カンザスの農場の娘らしさが無いと考え、金髪のカツラを取り、化粧も薄くする様に指示を出したそうです。
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賢明な判断ですね。多くの人の知恵と尽力とキャストの魅力で、この映画は生き残りました。

アカデミー賞では、「風と共に去りぬ」に持って行かれましたが、ジュディ・ガーランドは特別賞(最優秀子役賞?)を授与され、人気も爆発しました。

しかし、ここから彼女の過酷な運命は始まったと言えます。休む間も無く働かされ、痩せている事を強要され、食事を制限され薬を与えられたのです。

既に父親は亡くなっており、ステージママの母親は会社の言いなりで、無知もあり進んで薬を飲ませました。

痛ましいことです。

しかし、映画スターとしての彼女は成功への階段を駆け上がって行きます。

次は、「青春一座 babes in arms」です。

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七色の声を持つジュディ・ガーランド [Judy Garland]

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実は七色の声を持つジュディ・ガーランド

2017年〜2018年の年末年始は必死で買い揃えたジュディ・ガーランドショーのDVDの音声をICレコーダーにコードを繋いで古典的な方法で録音し、パソコンに取り込み、データ目から曲名に書き直し、それをCDに焼いておりました。

これで、ようやく大きなスピーカーでじっくり音声だけを聴けるようになったのですが、
以前からジュディがテレビショーで共演者とデュエットしている時に、2人の声がそっくりであまりに溶け込んでいるので、一人で歌っているのかと思うことがよくありました。

改めて聴いていると、ジュディ・ガーランドという人はとても個性的な特徴的な声を持っていて、それゆえに人の心を打ち、名歌手としての名も欲しいままにしていたのですが、それだけではない様々な種類の声を出すことが出来るのだとわかりました。

彼女は、人に似せて歌うのも非常に上手く、マレーネ・ディートリッヒも、エセル・マーマンも本人にしか聴こえない上手さなのですが、ここにあげる人達とのデュエットもびっくりする程溶け込んで、似た音色を出しています。

最初の写真は実の娘ライザ・ミネリが売り出し中の頃の共演。
親娘なので似ているのも道理なのですが。

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男性ですがヴィック・ダモンと。美しい声の持ち主ダモンとビロードの様な声音で共演。

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MGM時代からの親友の1人ジューン・アリスンと。ハスキーボイスのジューンと、コミカルに歌っています。力量、声量共にジュディが本気で歌えば霞みますが、そんな事はしません。

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日本では「チャップリンの殺人狂時代」で有名なエンターテナーマーサ・レイと。マーサは一筋縄ではいかないスターですけど、グレンミラーメドレーを歌っています。爆笑対決と化していますが、2人ともウマが合っているのか素晴らしい歌唱。
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デビュー間もない頃のバーブラ・ストライサンドと。「あなたの事憎んでいるのよ。(上手すぎて嫉妬してる)」とお互いに褒めちぎります。ジュディは対決など微塵も見せず、優しく静かにデュエットします。ちなみにこの頃のバーブラとライザの声は、瓜二つです。

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ペギー・リーと。私はペギーも大好きなのですが、ハスキーボイスのペギーとジュディが聴き分けられないほど似ているので驚きました。

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トニー・ベネットと。異性ですが、溶け込んでいます。2人はお互いに尊敬し合う仲だったとか。

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ドナルド・オコナーと。ヴォードビル時代から仲が良かったそうで、息のあったデュエットです。
殊にジャネット・マクドナルドとネルソン・エディのパロディは死ぬほど笑えます。ジュディが珍しくファルセットを聞かせてくれます。

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エセル・マーマンと。大声大会で引けを取らない2人。エセルは自分に脅威をもたらしそうな後輩をいじめたそうですが、ジュディにはそうではなかったようです。別のエピソードで、ジュディはエセルのモノマネをしますが、瓜二つです。実際にはエセルの声は高くて声質は違うのですが。
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リナ・ホーンと。縁の浅くない2人。この2人もびっくりする程溶け込みます。

ジュディの多彩さにひたすら感嘆するばかりです。

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ジュディ・ガーランド初のアンディ・ハーディ出演「初恋合戦」 [Judy Garland]

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1938年 ジュディ・ガーランド初のアンディ・ハーディシリーズです。

タイトルは「love finds andy hardy 初恋合戦」
MGMのボス ルイス・B・メイヤー氏のお気に入りのファミリーシリーズで、主演はミッキー・ルーニー 。判事のハーディ家の長男アンドルー(アンディ)の巻き起こす他愛もない日常のお話です。

ハーディ家には家長の判事(ルイス・ストーン)と母エミリー(フェイ・ホールデン)姉マリアン(セシリア・パーカー)そして長男アンディ(ミッキー・ルーニー)が仲良く暮らしています。
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ハーディ判事は家族思いの優しいお父さんですが、アンディがドルの事を「バックス」と呼ぶのを嫌い「ドル」と言い直させるなど、古風な所もあります。

この映画でのアンディは16歳か17歳でクリスマスのダンスパーティーに自分の車に彼女を乗せて行きたくて、マイカーを手に入れようとしています。
それには、あと8ドル足りません。

アンディにはポリー・ベネディクト(アン・ラザーフォード)という彼女が居て、もちろんダンスパーティに連れて行きたいのです。でも、ポリーはおばあちゃんの家に行くのでダンスパーティには行けないの と断って来ました。
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そこに悪友が「クリスマスのパーティに行けなくなったのだが、自分の彼女のシンシアに悪い虫がつかないか心配だから、彼女を見張っててダンスパーティに連れて行ってくれ。お礼に8ドル渡す」と持ち掛けて来ます。

車が欲しいアンディは引き受け、シンシア(ラナ・ターナー!)に伝えに行きますが、積極的なシンシアは大喜びで、アンディにキスします。
ふらふらになるアンディ。
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ハーディ家には悲劇が起こりました。母親のお母さんが危篤との電報が来たのです。大急ぎでお母さんの元に向かう母親。
アンディ達は、食事も何もかも自分達でやるから、安心して行っておいでと送り出します。
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さて、隣家に少女がやって来ます。ジュディ・ガーランドです。彼女はベッツィ・ブースといって、母親は高名なミュージカルスターで、非常にお金持ちのお嬢様です。運転手付きの高級車で登場です。
ベッツィはハーディ家の隣の祖母の家に冬休みに遊びに来ました。おばあちゃんからアンディの話を聞いて憧れています。
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判事はアンディに「そう言えばお隣に女の子が来たよ」と伝えます。
「女の子?幾つくらい?」
「さあ、12.3歳かな?」
「なーんだ、子供か。でも挨拶してくるよ」

アンディはベッツィに会いに行きますが、幼い子供と見なして相手にもせず、大急ぎで帰ろうとします。
ベッツィは、関心を引こうと「歌は好き?」とか色々質問しますが素っ気なくあしらわれます。
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がっかりしたベッツィは、自分は魅力が無いと嘆いて「in between」を歌います。おもちゃで遊ぶには大きくなり過ぎたけど、映画はミッキーマウス。クラーク・ゲーブルの映画が見たいのに と。
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ジュディはこの時15、6歳ほどですが幼く見せるように演出されています。
ジュディ・ガーランドらしく眼光は鋭いのですが、とても可憐で健気です。
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車を欲しがっているアンディに立派なフロントの飾りをプレゼントします。
アンディは大喜びで「シンシアが見たら飛び上がるぞ!」なんて言います。ベッツィの気も知らないで。

シンシアのお目付け役を命じた悪友は、ほかの女の子に夢中になりシンシアの事は、無かった事にしてくれ、従って8ドルも払わない と伝えて来ました。

車を買うお金のアテが消えます。
父の判事に相談すると、払ってくれました!!

これでシンシアを車に乗せてダンスパーティに行ける!と喜んだのもつかの間、ポリーが手紙で「早めに帰る事になったからダンスパーティに行けるわ」
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困った事になりました。女の子2人と約束する羽目に。

ベッツィは、アンディの味方です。
アンディがポリーを好きなのを知って、シンシアを呼び出し、「アンディがダンスパーティに行くために買った車があれよ。」とオンボロの車を見せに行きます。
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シンシアはカンカンに怒って、「アンディ!あんたあんなポンコツで私を連れて行くつもりだったのね!お断りよ!」と電話します。

ポリーにもシンシアの事がバレて、「お金のために女の子を誘うなんて、それジゴロよ!」と泣かれてしまいます。
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結局 アンディ、車は得たのに女の子はゼロ。がっかりしていると、ドレスを着たベッツィが!そうだ!子供だけどベッツィが居る。ベッツィを連れて行こう!

さて、いざパーティ会場に来て見ると、ベッツィは直ぐに「君はベッツィ・ブースじゃないか!お母さんの事よく知ってるよ。是非歌ってよ」と声を掛けられ、
2曲歌います。
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表情豊かに、ジュディの本領発揮で!
一気にパーティの主役になります。

ビックリしながらも喜ぶアンディ。
家に帰ると、お母さんのエミリーもおばあちゃんの容体が安定したと帰ってきました。最高のクリスマスです。
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さて、翌日 ケンカしていたポリーとも仲直り。ベッツィが理由を話したのでした。
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ベッツィ なんて健気な少女でしょうか。ミッキー・ルーニーとのコンビは常にこの様なパターンになって行きます。

次はいよいよ「オズの魔法使」です。




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「リッスン・ダーリン listen darling」1938年MGM ジュディ・ガーランドの可憐なファミリー映画 [Judy Garland]

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ジュディ・ガーランドが母親が大好きな、健気で可憐な少女を演じています。

歌は歌いますが、ミュージカルではなくファミリー映画です。

学校の催しで、弁論をするバズ(フレディ・バーソロミュー)とあのジング!(心の弦をかき鳴らせ)を可憐に歌うピンキー(ジュディ・ガーランド)
この曲はMGMのオーディションでも歌ったと言う伝説ですが、後年もコンサートで必ず歌い続けました。

ピンキーの歌に涙する母親(メアリー・アスター)

会の終了後、母親の再婚相手も登場します。この男性はお金持ちで母親は、生活のために愛の無い結婚をしようとしているのです。
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ピンキーにはビリーという弟がいます。
腕白で弓が得意。もちろん吸盤の矢ですが。ビリーも再婚相手を好きではなく、矢を放ちます。

ピンキーは、母親が夜中に泣いているのを目撃し、自分達の生活の為に嫌々再婚しようとしているのを知ります。
朝食の時に「私、働くわ!」と健気にも提案しますがもちろん母親は反対します。

ピンキーは友達のバズに相談に行きます。バズはトレーラーで母親を誘拐する計画を立て、実行します。
ビリーもピンキーも皆んなで!
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最初は激怒していた母親ですが、少しの休暇を家族で楽しむのも悪く無いと考え直します。
皆んなで楽しく「愛の凸凹道」を歌います。
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腕白なビリーはビーバーを捕まえると言って出掛けます。そこにはカメラマンのリック(ウォルター・ピジョン)が写真を撮っていました。ビリーが弓矢を向けた先に居たのは!!!
スカンクでした!!必死にやめなさいと止めるリックですが、矢は放たれてしまいました。
スカンクに臭い攻撃をされたのはいうまでもありません。
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大騒ぎを聞いて近所の屋敷の住人が見に来ました。
そして、可愛らしい一家を夕食に招きます。
鹿の頭などの装飾が沢山ある屋敷で、主人はインディアンの羽根飾りの帽子を被ります。
すっかり喜んだビリーですが、やがてくる雷鳴に泣き出してしまいます。
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ピンキーがテン ピンズ インザ スカイを歌って慰めます。まるで子守唄を歌うようなジュディ。
後に彼女自身の子供達に歌っているのを彷彿とさせる姿です。

そこに母親とカメラマンのリックも合流して楽しいひと時。
ピンキーは母親が幸せそうに笑っているのを見て嬉しくなります。
みんな、リックを気に入り母親が彼と再婚してくれることを願います。
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一時は、家に帰って元の生活に戻る!と言う母親でしたが、警察に止められ、助けに来たリックと一緒に車に乗ります。
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多分 めでたし めでたし。

「小公子」や「アンナカレニナ」(ガルボ版)などで名子役ぶりを見せていたフレディ・バーソロミューは変声期の頃で、ジュディと背丈の面でもバランスが取れていました。2人はスタジオ内の学校で共に学ぶ学友でもありました。
メアリー・アスターは後の「若草の頃」でもジュディの母親を演じます。
ウォルター・ピジョンは名作映画に多く出演している美男俳優です。女優を引き立てるのが上手いひとでもありました。バリトン歌手でもあったそうで、この映画でもジュディ達と歌っています。
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1938年『everybody sing』MGM ジュディ・ガーランドのドタバタホームコメディ [Judy Garland]

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『everybody sing 』1938年 MGM
ジュディ・ガーランドの出演映画第5作目は、ドタバタホームコメディ?

ジュディの才能がとてつもない可能性を持っていることが、スタジオにも解ってきたこの頃、それでもどこか容姿に半信半疑だった様子で、この映画の最初のタイトルは「みにくいアヒルの子」だったようです。

実はこの容姿こそが、類い稀な魅力の一つで、手の届かない「スター」ではなく自分達と同じ悩みを持ち、同じ様に泣き笑う等身大の人間である。という親しみを聴衆に持たせたのではないでしょうか。

この映画は、今となっては伝説のコメディタレント「ファニー・(ベビースヌーク)ブライス」と対等に渡り合っている天才ぶりを発揮していました。

さて、ジュディは全寮制の学校で音楽の授業中メンデルスゾーンの「春の歌」を先生が席を外した間に、スイングで歌い始め、それを咎められて放校になってしまいます。
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やむなく家に帰ると、メイドのオルガ(ファニー ブライス)に驚かれますが、舞台に立っている母親(ビリー・バーク!)は、読み合わせに夢中でジュディが何故家に帰っているのか気にも止めません。

ガッカリして父親の所に行きますが、脚本家の父親も同じ対応です。

姉に救いを求めようとすると、姉は歌のレッスンの最中!

家族の誰もジュディを気にしません。
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やむなく、コックのリックとオルガに泣きつきます。「誰も私の話を聞いてくれないの。」
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さて、夕食の時放校になった学校から電話があり、初めてジュディが学校を追い出されたとわかります。
「だから、説明しようとしたのに聞いてくれなかったじゃない!」
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コックのリック(アラン・ジョーンズ!美声のスターです)はイタリア人オーナーの店 カフェ ナポリで歌っています。
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店には、ジュディの姉とその彼氏?が来ていました。そこに「今日は素晴らしいプリマドンナがゲストで歌います。」
と紹介されて出て来たのは!
オーバーオールを着たジュディでした。
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ダウン オン メロディファーム を歌います。カフェの客を魅了したのは言うまでも有りません。
姉達とリックと一緒にバスで帰る時も、皆んなで楽しく大合唱!
このシーンは傑作です。
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でも、帰宅すると両親はカンカンに怒って、リックにクビを言い渡し、ジュディはヨーロッパの学校に(簡単に帰ってこれないように)入れると決めつけます。

やむなく船に乗り皆に見送られますが。
荷物に紛れて!
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さて、カフェナポリではミュージカルステージをやる為オーディションをしています。そこに、黒人の少女が登場してこれまた、皆を魅了します。ミンストレルショーでは白人が靴墨を塗って黒人に扮していました。今では差別問題になるのでしょうが、この頃ではまだ出来たのですね。
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でも、リックはジュディだと見破ります。「家に帰らないとダメだよ。帰りなさい」「家には帰れないの、ここに居させて!お願い!」泣きながら訴えるジュディに根負けします。

リックはジュディの姉に恋していました。恋心を伝える為レコードに吹き込んでプレゼントします。
ウットリするジュディの姉
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ジュディの両親は舞台の幕開けに大忙しですが、ジュディがヨーロッパに行っておらず、誘拐されたと大騒ぎが始まります。このあたりのドタバタぶりは吉本新喜劇の様です。

カフェナポリのミュージカルステージはついに幕開け!!
リックが「ショーを続けなければ!」を歌って堂々の開幕です。

ここで、あのファニー・ブライスが舞台やラジオで大当たりを取った赤ちゃんに扮して、赤ちゃんの声音で歌います。
絡むのが半ズボン姿で少年の声音で歌うジュディ・ガーランド
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舞台が盛り上がった頃、ジュディの両親が居場所を突き止めてドタバタとなだれ込みますが、娘の素晴らしい出演ぶりに感嘆してめでたしめでたし!

母親役のビリー・バークは『オズの魔法使」の良い魔女でも有名ですが、独特の台詞回しと美貌で印象的です。
あの興行王ジーグフェルドの奥さんでもありました。

アラン・ジョーンズは明るい美男で、オペラティックな美声のスターで、息子はジャック・ジョーンズ。後にテレビショーでジュディと共演しました。
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ジュディとミッキーの初共演映画!『サラブレッドは泣かない thoroughbreds dont cry』 [Judy Garland]

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『サラブレッドは泣かない thoroughbreds dont cry』1937年 MGM

世紀の人気チーム ミッキー・ルーニーとジュディ・ガーランドの初共演作です。
主演はミッキー・ルーニーとロナルド・シンクレア。ジュディの役は後から書き込まれたそうです。
予告編でフレディ・バーソロミューがシンクレアを紹介しますが、元来バーソロミューとルーニーの共演になるはずだったのに、芸達者なルーニーと一緒だと引き立て役になってしまうと、当時バーソロミューの母だか叔母だかが大反対して降板してしまったそうです。

背格好の似ている2人。バーソロミューのスタンドインをしていたそうです。

映画の冒頭 右がロナルド・シンクレア、左がミッキー・ルーニー、ジュディが「got a pair of new shoes」を歌います。

競馬の世界を舞台にしていて、シンクレアは英国人、どうやら祖父は名騎手だったらしく今では馬主です。
孫と馬と共にアメリカにやって来ました。

レースの時、騎手はミッキーです。見事優勝します。シンクレアはミッキーに会いに騎手の住まいに向かいます。(下宿屋?)
通されると何やらピアノでショパンが聴こえます。音にひかれて行ってみると、スゥィングを歌い始めました。ジュディの登場です。
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ジュディは、シンクレアに「私は女優になりたいの」とサラ・ベルナール風に大げさな演技をしてみせます。(神童のジュディはリトル サラと呼ばれていた様です)

ジュディの叔母のソフィー・タッカーが登場して、シンクレアを夕食に誘います。
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あくまでも英国紳士然としているシンクレアに他の騎手達はからかいます。ミッキーが帰ってきますが、何故かシンクレアを殴り倒します。
粗暴な振る舞いに怒ったジュディが「謝って来なさい!」と命じ渋々謝りに行くと、シンクレアの祖父が有名な騎手だとわかります。

仲直りした少年2人は騎乗のレッスンを約束します。
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落馬して部屋でマッサージを受けているとジュディが、これ見よがしに歌ってアピールします。
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さて、トラブル発生。
父親が病気だと電報を受けたミッキーは、渋々会いに行きます。
そこで、八尾長を命じられます。
父親は病気でもなく、詐欺でシンクレアの優秀な馬を手に入れようとしているのです。

八尾長を行い、姿を消したミッキーをジュディが探し回ります。
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カフェで再会出来、「あんたを3時間探し回ったわ」と。
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もう八尾長には応じないと父親に会いに行きます。
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しかし、騎乗停止処分を喰らいます。

絶対絶命と思われましたが、シンクレア自身が騎乗してレースに出る事に!
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競馬場で、ジュディとソフィーが八尾長を見破り、一味が何に賭けているかを確かめます。
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見事、シンクレア初レースながら優勝して、馬も無事!!
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めでたしめでたし!でラストはトレーラーで3人歌います。
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踊る不夜城 broadway melody of 1938 [Judy Garland]

1937年のMGM作品『踊る不夜城 broadway melody of 1938 』
この映画の主演はタップの女王 エレノア・パウエルですが、エレノア生誕100年の2012年にもブログに書いています。

今回は、当時15歳のジュディ・ガーランドを中心に書きたいと思います。
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タイトルバックに流れている曲の中の「yours and mine 」を歌っているのはジュディです。本編ではエレノア(吹き替えの様ですが)が歌っています。

オープニングはこの映画の競馬シーンのカギを握るイゴール・ゴーリンが床屋をやりながら「カルメン」を歌ってます。
この髭剃りのシーンはチャップリンの独裁者を思わせるコミカルなものです。
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スターゲイザーという馬を巡って話は進みます。馬主はアイスクリーム会社で、ブロードウェイの舞台の出資者でもあり、そのプロデューサーが若く美しい頃のロバート・テイラーです。

スターゲイザーを育てた主の娘がエレノア・パウエルで馬が心配で隠れてニューヨーク行きの馬の貨車に潜り込みます。
そこには、馬の世話人としてバディ・イブセンとジョージ・マーフィーが居ました。
2人とも舞台に立つ夢を持つダンサーでもありました。

実はダンサーでもあるエレノアと3人、意気投合して素晴らしい芸を披露します。「follow in my footstep」
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そこにプロデューサーのロバート・テイラーがやって来ます。
彼等の芸を見て、エレノアに注目!
実はテイラーはソングライターでもあり、一緒に「yours and mine」を歌います。
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さて、所変わってブロードウェイ。
テイラーの芸能事務所に母娘登場。

ソフィー・タッカーとジュディ・ガーランドです。ペロペロキャンディを片手に、シニカルな表情のジュディ。母ソフィー・タッカーが「トランクで生まれて育った生粋の芸人よ」とジュディを売り込みます。
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最初は相手にされませんが、いざ!
「everybody sing」を歌い始めると!
あっという間に事務所に売り込みに来ていた芸人達まで魅了し、巻き込み、大合唱。
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パレスシアターの大スターだったソフィーのソロパートでは、寄り添って励ましている様に見えます。ここでは演技なのでしょうが、ジュディはその後の人生でもいつも人に寄り添い、暖かい眼差しで見守っていました。まだ15歳のジュディが大御所のソフィーに対しても、その様に見えるのには驚きました。
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エレノアが事務所に来ます。ここで初めてエレノアとソフィーとジュディが顔を合わせています。

ロバート・テイラーと夢を語り合うエレノア。
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スターゲイザーが競りに掛けられてしまい、お金もないのにエレノアが競りに乗ってしまいます。
借金を肩代わりするテイラー。

何が何でも舞台を成功させなければなりません。

肩代わりした事をエレノアに内緒にするため、ジョージ・マーフィーにお金を託します。

ここで素晴らしいダンスナンバー「feel like a millione 」土砂降りの雨の中びしょ濡れになりながら踊ります。楽しそうに!!
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さあ、この映画の見どころの一つがジュディ・ガーランドの歌う「you made me love you」クラーク・ゲーブルに対する愛を切々と歌います。これは実際にゲーブルさんのお誕生日パーティーでジュディが歌い、周りを巻き込んで大成功を収めたので映画に挿入させたと言われています。
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スターゲイザーは、音楽を聴くと張り切ってとんでもない力を出す馬でした。
レースの時、イゴール・ゴーリンがマイクで歌い掛けると!!どん尻を走っていたのにあっという間にゴボウ抜きで、優勝します。

めでたしめでたしで、舞台も大成功!
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素晴らしいフィナーレを迎えてハッピーエンドです。
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踊る不夜城【字幕版】 [VHS]

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ジュディ・ガーランドとディアナ・ダービンの『アメリカーナの少女 every sunday』 [Judy Garland]

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ジュディ・ガーランドとディアナ・ダービンという世紀の歌姫2人が少女時代に共演した貴重な映画があります。

2人はまだスターになる前の未知数な頃で、いわば試験的な作品ですが、既に大物ぶりの片鱗を見せてい
てとても魅力的です。

1936年のこの短編映画は、市民の集う公園で毎日曜日コンサートをするオーケストラにお客が集まらず、
市の担当者に契約解除を言い渡される所から始まります。
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そのオーケストラと言うのが、ディアナのお祖父さんが指揮をしているもので、
何やら後の彼女の記念碑的な映画『オーケストラの少女』を思わせます。
ここから、構想を得ているのかも!

そのディアナの友達がジュディ・ガーランドです。
2人はオーケストラの存続のため奔走します。
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サンドイッチマンよろしく、看板を身体に付けて一軒一軒回ったり、電話を掛けてお客に呼びかけたり。

そして、市の担当者に猶予を貰った最後のコンサートの日。IMG_6699.JPG
やはり、観客はガラガラなのに業を煮やして、2人の少女がステージへ。
先ずはディアナがオペラのアリアを歌います。明るい眼の色のディアナ・ダービン。とても華やかで、スターになったのがよくわかります。
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ジュディ・ガーランドも後年の歌う姿と何も変わらず、非常に説得力のある歌いっぷりです。
彼女が最初から完成されていたのがわかります。

少女達の歌声を聴きつけて次々とお客が集まり、大喝采です。

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オペラVSジャズ ソプラノのディアナとアルトのジュディ。
息のぴったりあった合唱が素晴らしいです。
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万雷の拍手!
見に来ていた市の担当者も頷き、オーケストラの存続が決まりました。

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めでたしめでたし。


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映画 ニュールンベルグ裁判 [Judy Garland]

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1961年に公開された「ニュールンベルグ裁判」
ジュディ・ガーランドのシリアスな渾身の演技が見られる映画です。

ジュディ・ガーランドは、オールスターキャストの1人として出演していますが、この史実を基に作られた映画の中で、裁判の判決に大きく左右する重要な人物 イレーネ・ホフマン(アイリーン・ホフマン・ヴァルナー)を演じています。
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この映画は、1948年のニュルンベルグ継続裁判のお話で、ナチスの重大犯罪人を処刑した後の戦時中ドイツで司法を行なっていた法律家を断罪するものです。

3時間にも及ぶ大作ですが、裁判シーンとスペンサー・トレーシー演じる裁判長のドイツ人との街での触れ合いなどを見事に織り込んで飽きさせません。

マレーネ・ディートリッヒがアメリカに処刑された軍人の妻として登場しますが、当時60歳前後。
落ち着いた美貌とスタイルには驚かされます。爆撃で破壊された街並みを歩く時、「リリー・マルレーン」が流れてきます。

ドイツ人でありながら、ヒトラーに逆らいアメリカ市民権を得て、連合国兵士を慰問に廻ったディートリッヒが、歌っていた歌でもあります。
劇中、口ずさみながら、ドイツ語の歌詞の説明をするシーンには、ぐっと来るものがありました。

さて、裁判ですが裁かれるのは、当時のドイツ人法律家。
ナチスの残虐行為に加担した罪です。

ナチスに逆らう者の子孫を残させない断種。
アーリア人とユダヤ人が交わる事を許さない法律。

これらの裁判に関わり、有罪判決を出し、人々を収容所に送ったり絞首台に送ったというのです。

被告側の弁護士ロルフを、マクシミリアン・シェルが演じていて、鬼気迫る勢いでした。彼はこの役でアカデミー主演男優賞を受賞しました。

検察側の証人に、断種を強制されたモンゴメリー・クリフト演じるペーターゼンという青年。
精神障害を持つ人物として、被告弁護人に攻め立てられます。当時、精神障害者の断種は合法で、被告人には何の罪もないと証明します。

リチャード・ウィドマーク演じる検事は、連合国兵士として、強制収容所の解放にあたっていました。惨たらしい虐殺を目の当たりにし、記録を撮影していました。

裁判でも、それを見せます。

さて、ジュディ・ガーランド演じるイレーネ・ホフマンなる人物は、当時16歳でした。
ユダヤ人の家主で親切なフェルデンシュタイン氏と不適切な関係を持ったという事で、告発されフェルデンシュタイン氏は死刑。
最後まで、不適切な関係など無かったとフェルデンシュタイン氏を裏切らなかったイレーネは偽証罪で投獄。という事件の証人として、今回登場します。
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偽証罪を問われた時同様、「父親の様に親切だった人を裏切れません」とあくまでも否定します。
被告弁護人は、目撃者の主張する、「キスをしていた」「膝に乗っていた」が事実かどうか、イレーネを攻め立てます。

「それらは事実だが、あなた達の言わせたいような事ではない。変な意味は全くない」と繰り返し、泣き崩れてしまいます。

そこに、ずっと言葉を発しなかった被告人の1人 バート・ランカスター演じるヤニングが、立ち上がり弁護人を遮ります。

「ロルフ!!やめなさい!また繰り返すつもりか!!」と。

そこから、彼は大演説をし、自分達の有罪を認めるのです。

被告人が自ら有罪を認めてしまった。
弁護人は、もはや為すすべがありません。

彼が面会時にヤニングに語ったセリフに、「アメリカは、ヒロシマとナガサキに原爆を落とし、女子供を焼き殺したんですよ!そんな倫理観の国なんですよ!!我々を裁く権利がありますか?」

というのが印象的です。

最終弁論で、弁護人は「独ソ不可侵条約をナチスと結んだソ連の罪は? チャーチルは? ドイツに武器を売って儲けたアメリカの商人は? 皆、有罪ですか?」と問います。

1948年は、ソ連の台頭を防ぐ必要性からアメリカはドイツと手を結ばなければならなかった時代でした。
利害関係があった。

この裁判で有罪判決を出せば、ドイツ人を敵に回すので、有罪にするなと連合国からの圧力もありました。

それでも、裁判長は有罪判決を出します。

正義とはご都合主義で、戦争は勝ったものが正しい。
非常に見応えのある映画でした。

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