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ジュディ・ガーランドとディアナ・ダービンの『アメリカーナの少女 every sunday』 [Judy Garland]

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ジュディ・ガーランドとディアナ・ダービンという世紀の歌姫2人が少女時代に共演した貴重な映画があります。

2人はまだスターになる前の未知数な頃で、いわば試験的な作品ですが、既に大物ぶりの片鱗を見せてい
てとても魅力的です。

1936年のこの短編映画は、市民の集う公園で毎日曜日コンサートをするオーケストラにお客が集まらず、
市の担当者に契約解除を言い渡される所から始まります。
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そのオーケストラと言うのが、ディアナのお祖父さんが指揮をしているもので、
何やら後の彼女の記念碑的な映画『オーケストラの少女』を思わせます。
ここから、構想を得ているのかも!

そのディアナの友達がジュディ・ガーランドです。
2人はオーケストラの存続のため奔走します。
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サンドイッチマンよろしく、看板を身体に付けて一軒一軒回ったり、電話を掛けてお客に呼びかけたり。

そして、市の担当者に猶予を貰った最後のコンサートの日。IMG_6699.JPG
やはり、観客はガラガラなのに業を煮やして、2人の少女がステージへ。
先ずはディアナがオペラのアリアを歌います。明るい眼の色のディアナ・ダービン。とても華やかで、スターになったのがよくわかります。
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ジュディ・ガーランドも後年の歌う姿と何も変わらず、非常に説得力のある歌いっぷりです。
彼女が最初から完成されていたのがわかります。

少女達の歌声を聴きつけて次々とお客が集まり、大喝采です。

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オペラVSジャズ ソプラノのディアナとアルトのジュディ。
息のぴったりあった合唱が素晴らしいです。
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万雷の拍手!
見に来ていた市の担当者も頷き、オーケストラの存続が決まりました。

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めでたしめでたし。


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映画 ニュールンベルグ裁判 [Judy Garland]

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1961年に公開された「ニュールンベルグ裁判」
ジュディ・ガーランドのシリアスな渾身の演技が見られる映画です。

ジュディ・ガーランドは、オールスターキャストの1人として出演していますが、この史実を基に作られた映画の中で、裁判の判決に大きく左右する重要な人物 イレーネ・ホフマン(アイリーン・ホフマン・ヴァルナー)を演じています。
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この映画は、1948年のニュルンベルグ継続裁判のお話で、ナチスの重大犯罪人を処刑した後の戦時中ドイツで司法を行なっていた法律家を断罪するものです。

3時間にも及ぶ大作ですが、裁判シーンとスペンサー・トレーシー演じる裁判長のドイツ人との街での触れ合いなどを見事に織り込んで飽きさせません。

マレーネ・ディートリッヒがアメリカに処刑された軍人の妻として登場しますが、当時60歳前後。
落ち着いた美貌とスタイルには驚かされます。爆撃で破壊された街並みを歩く時、「リリー・マルレーン」が流れてきます。

ドイツ人でありながら、ヒトラーに逆らいアメリカ市民権を得て、連合国兵士を慰問に廻ったディートリッヒが、歌っていた歌でもあります。
劇中、口ずさみながら、ドイツ語の歌詞の説明をするシーンには、ぐっと来るものがありました。

さて、裁判ですが裁かれるのは、当時のドイツ人法律家。
ナチスの残虐行為に加担した罪です。

ナチスに逆らう者の子孫を残させない断種。
アーリア人とユダヤ人が交わる事を許さない法律。

これらの裁判に関わり、有罪判決を出し、人々を収容所に送ったり絞首台に送ったというのです。

被告側の弁護士ロルフを、マクシミリアン・シェルが演じていて、鬼気迫る勢いでした。彼はこの役でアカデミー主演男優賞を受賞しました。

検察側の証人に、断種を強制されたモンゴメリー・クリフト演じるペーターゼンという青年。
精神障害を持つ人物として、被告弁護人に攻め立てられます。当時、精神障害者の断種は合法で、被告人には何の罪もないと証明します。

リチャード・ウィドマーク演じる検事は、連合国兵士として、強制収容所の解放にあたっていました。惨たらしい虐殺を目の当たりにし、記録を撮影していました。

裁判でも、それを見せます。

さて、ジュディ・ガーランド演じるイレーネ・ホフマンなる人物は、当時16歳でした。
ユダヤ人の家主で親切なフェルデンシュタイン氏と不適切な関係を持ったという事で、告発されフェルデンシュタイン氏は死刑。
最後まで、不適切な関係など無かったとフェルデンシュタイン氏を裏切らなかったイレーネは偽証罪で投獄。という事件の証人として、今回登場します。
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偽証罪を問われた時同様、「父親の様に親切だった人を裏切れません」とあくまでも否定します。
被告弁護人は、目撃者の主張する、「キスをしていた」「膝に乗っていた」が事実かどうか、イレーネを攻め立てます。

「それらは事実だが、あなた達の言わせたいような事ではない。変な意味は全くない」と繰り返し、泣き崩れてしまいます。

そこに、ずっと言葉を発しなかった被告人の1人 バート・ランカスター演じるヤニングが、立ち上がり弁護人を遮ります。

「ロルフ!!やめなさい!また繰り返すつもりか!!」と。

そこから、彼は大演説をし、自分達の有罪を認めるのです。

被告人が自ら有罪を認めてしまった。
弁護人は、もはや為すすべがありません。

彼が面会時にヤニングに語ったセリフに、「アメリカは、ヒロシマとナガサキに原爆を落とし、女子供を焼き殺したんですよ!そんな倫理観の国なんですよ!!我々を裁く権利がありますか?」

というのが印象的です。

最終弁論で、弁護人は「独ソ不可侵条約をナチスと結んだソ連の罪は? チャーチルは? ドイツに武器を売って儲けたアメリカの商人は? 皆、有罪ですか?」と問います。

1948年は、ソ連の台頭を防ぐ必要性からアメリカはドイツと手を結ばなければならなかった時代でした。
利害関係があった。

この裁判で有罪判決を出せば、ドイツ人を敵に回すので、有罪にするなと連合国からの圧力もありました。

それでも、裁判長は有罪判決を出します。

正義とはご都合主義で、戦争は勝ったものが正しい。
非常に見応えのある映画でした。

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